今週は、先月受託した後見制度支援信託がらみの案件につき、被後見人さんの親御さんの相続手続の準備として預金の有無の全店照会と死亡時の残高証明書を取得すべく金融機関回りをしてました。その際に持ち歩いていた物は以下のものです。
・登記事項証明書
・法定相続情報一覧図の写し
・相続手続に必要な戸籍及び住民票一式
・通帳の写し
・裁判所書記官発行の後見人としての印鑑証明書
・後見人としての実印(職印証明書)
月曜日に後見登記事項証明書が届いたので、早速、行動を開始しました。結果、残高証明書等は、地元の支店で取り次いでもらった県外の支店扱いの金融機関と、預金等の有無の照会をしている郵便局以外は集まりましたね。
ちなみに、今回は裁判所で通帳の写しを入手できた金融機関だけでなく、近隣の金融機関で取引がありそうだと考えられるところも照会してきました。これは亡くなった親御さんが自営業者だったことと急に具合が悪くなったため…という事情もあったので、親族の方も相続財産の全容を把握し切れていなかったというのが大きな理由です。
相続財産の調査のついでに被後見人さんの預金口座につき後見人届出もしてきました。就任後、後見登記のところで足踏みをしてしまいましたが、ようやくスタートラインに立つことができたと思います。