とある司法書士の戯れ言

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平成30年度簡裁訴訟代理等能力認定考査

 今月初めに今年の簡裁訴訟代理等認定考査の結果が発表になりました。今年の問題は今までの傾向とは違ったようで、認定率は43.1%でした。この数字は過去最低かもしれません。

 

 また、認定率も年々下がっているのが気になるところであります。中央新人研修やブロック新人研修、特別研修で民事訴訟もカリキュラムに盛り込まれていると思われますが、それだけでは不十分ということでしょうか。

 

 認定基準は問題の難易度に関係なく「70点満点中40点」が合格ラインなので、問題の難易度によってはこのような結果になることもあり得るので、次年度以降の結果も注視する必要があると思います。

 

☆参照

 法務省:平成30年度簡裁訴訟代理等能力認定考査