今年の4月1日から、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が変わりました。今までは、通常貯金と定期性貯金(例:定期貯金、定額貯金)の合算額が1,300万円まででしたが、4月1日からは通常貯金の限度額が1,300万円、定期性貯金の限度額も1,300万円になります。
そうすると、通常貯金の利用上限額が自動的に1,000万円から1,300万円になりますが、ペイオフの対象額は1,000万円のままです。
ゆうちょ銀行では貯金の限度額を超える部分については、自動的に決済用預金(振替口座)扱いになるため、限度額をペイオフの基準額である1,000万円にするには窓口での手続が必要です。
被後見人さんの1人はゆうちょ銀行の口座しかなく、そこから各種支払いにかかる引き落としなどがされているため、通常貯金の限度額が0になってました。ただ、4月1日の限度額変更に伴い通常貯金の利用限度額が1,300万円になっていたため、郵便局の窓口で通常貯金の限度額を0にする手続をしてきました。
被後見人さんの預金を管理するからにはペイオフのことも頭に入れておくことも大事だと改めて思いましたね。
☆参照:預入限度額の変更等-ゆうちょ銀行