とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

面識のない相続人へのアプローチ・5

 面識のない相続人や当事者へのアプローチ方法ですが、以前、ここで取り上げた通り、依頼者主導で連絡を取り合えるようにするようにしています。住所しか分からない場合は住所地に封書を送付し「折り返し何らかの形で連絡がほしい」旨を伝えます。

 

 その際に、電話番号を書いておいても連絡がないことが多いので、連絡方法などを書面で回答してもらい同封した返信用封筒で送り返してもらうようにしています。

 

 今回は、上記の方法により連絡を試みたところ、その方の親戚の方から連絡があり、親戚の方を経由して話が伝わりました。このような案件では、直接話をすることができれば一番良いですが、その方の親戚の方など第三者を経由して話を伝えるのも方法の1つになりますね。

 

 ちなみに、ワシはあくまでも「手続」について話をし、遺産分割協議の内容については極力言及しないように心がけましたね。結果、無事に完了しホント良かったと思います。