とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

権限分掌の定め取消決定

 先週、裁判所に申し立てた権限分掌の定め取消の申立ですが、今週の初めには取消決定が出ました。よって、親族後見人さんとワシは共に身上監護権限と財産管理等の権限を有することになりました。

 

 被後見人さんが入院している病院からの要請もあり、ワシにも身上監護権限を付与されたので、今後は親族後見人さんと一緒に、被後見人さんのリハビリ計画や治療方針を病院と打ち合わせをしながら策定していくことになります。

 

 これで、現在受任している件については全て権限分掌の定めがなくなりました。ただ、これから受任する件については権限分掌の定めがある予定につき、親族後見人さんとの打ち合わせが必要になるでしょうね。