配偶者居住権設定の際に遺産分割協議書(印鑑証明書付)を登記原因証明情報とする場合、遺産分割協議書には以下の記載が必要です。
(例)配偶者居住権の取得
相続人Bは、相続開始時に居住していた次の建物の配偶者居住権を取得する。配偶者居住権の存続期間は本遺産分割協議成立の日からBの死亡日までとする。
(建物)
所 在 X市Y町1番地
家屋番号 1番
種 類 居宅
構 造 木造瓦葺2階建
床 面 積 1階80.00㎡ 2階60.00㎡
なお「第三者に本件建物の使用または収益をさせることを許す旨の定め」があれば記載する必要があります。