先日、法務省が成年後見制度の見直しのために民法改正の検討を始めた旨の発表がありました。
現在、成年後見制度の利用を始めると、原則として成年後見人が途中でやめたり、成年後見人を交替することができないです。そのため、成年後見制度を必要な時にだけ使えるようにするほか、成年後見人を柔軟に交代できるようにする方向で検討を始めたそうです。
また、利用者が成年後見人に支払う報酬もいくらかかるか分かりにくい仕組みであるため、報酬の仕組みも改めることそうです。
実際に後見業務に携わっていて、成年後見制度自体、使い勝手はあまり良くないと感じることがあります。ワシ個人的にも、もう少し使い勝手の良い制度にして欲しいと思いますね。