とある司法書士の戯れ言

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正本と謄本の違い

 判決書や和解調書、公正証書遺言で「正本」や「謄本」があります。さて、これらの違いは何でしょうか。

 

1.正本

 正本とは、公証権限のある者が作成した原本の写しのことであり、法令によって原本と同じ効力を与えられたものである。判決書や和解調書の場合、裁判所書記官名で「これは正本である」と認証したものが判決正本となる。

 なお、正本は再交付請求することができるものの、通常は1通しか作成されないため、紛失しないように保管することを要する。

 

2.謄本

 謄本とは、原本に基づいて作成された原本の記載内容全部の写しのことであり、原本の内容全部をコピーしたものである。謄本のうち、法令上の権限のある者が職務上の権限に基づいて作成し、謄本である旨認証したものを「認証ある謄本」という。

 

 正本は公証権限のある者が作成したものであり、認証ある謄本とは法令上権限がある者が職務上の権限に基づいて作成したものであります。これが正本と謄本の違いになりますね。