先日、今年度の司法書士試験の最終発表がありました。残念な結果に終わった方については来年の試験に向けて再スタートを切っている方がほとんどだと思います。そこで、古い話になりますがワシの受験時代、どんな気持ちで試験に臨んでいたか振り返ってみようと思います。
0.実用英語技能検定2級(平成4年、6年):高校2年生の時に受験したらあと一歩のところだったので大学1年生の時に受験しました。大学受験時のセンター試験で英語がダメだったこともありリベンジマッチも兼ねてました。合格した時は、これで高校卒業程度の英語は勉強した証になると思ったのは言うまでもありません。今思うと、これが全ての始まりだったかもしれません。
1.宅地建物取引主任者資格試験(平成9年):大学4年生の時に受験しました。ちょうど司法書士試験の勉強を始めたばかりということで腕試しをしたいと思ったのと、大学卒業までに1つは資格を取りたかったという気持ちもあり受験しました。ワシにとってはまさに登竜門だったと思います。
2.行政書士試験(平成8年~11年):大学3年生の時から受験していました。当時の試験科目が公務員試験とほぼ同じだったので、大学在学中に合格したかったですが、大学卒業してから2年後にやっと合格しました。大学院に行った同級生の修士課程が終わった時期と同じ時期に合格したということもあり、少なくとも法学部卒業と言えると思いました。司法書士試験の受験勉強に大きな追い風になりましたね。
3.司法書士試験(平成10年~13年):これが最大の目標。前出のとおり大学4年生の時から勉強を始めました。最初の2年間は鳴かず飛ばず、2回目の試験後に受験した行政書士試験に合格してからようやく合格に向けて前進した感があります。大学卒業してから4年後に合格したので、大学院に行った同級生の博士課程が終わる時期と同じでしたね。いろんな意味で踏みとどまったという思いがありホッとしたのが正直なところです。
受験する動機はどうであれ、まずは合格するのが先決です。そして、合格してからが本番です。受験生の皆様、まずは合格することを目指して頑張って下さいね。