とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

本会の会務などにつき思うこと

 この2年間、本会の役員として会務にあたってきました。幸いにもワシが担当した部署&委員会は活動が活発で、担当理事及び委員の皆さんに背中を押してもらった感が強いです。皆様には感謝しております。

 

 先月あたりから次期の役職の話がありましたが、正直言って「こんな決め方で良いのかな?」と疑問に思ったり「どこに向かおうとしているか?」がいまいち分からないと感じることが多かったですね。

 

 主軸だった登記業務がアテにならなくなっていることと近い将来AI化が進むこともあり、いろんな分野に手を拡げて活路を見出そうとした結果、司法書士業界自体が肥大化し迷走しているのではないかと思います。そのため、司法書士業界の全体像が見えにくくなっているのではないでしょうか。

 

 ウチの会も、事業を拡大して活路を見出そうという業界全体の流れに乗った感があります。ただ、これによって本会の役員になった方々の責任と労力が過大になってしまう可能性がありますし「役員として何をすべきか」が分かりにくくなると思います。そうなると役員を引き受けてくれる方は少なくなりますね。

 

 理事会や支部総会で話に出ましたが、今後はあれこれ手を拡げていくのではなく、取捨選択していくことも必要になると思います。