とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

家裁への報告終了

 今月中に報告する必要がある後見案件ですが、今日、裁判所への報告書を管轄家庭裁判所宛に発送しました。これで、今月中に報告する必要がある件については全て報告完了となります。あとは、報酬付与の審判が出るのを待つだけです。

 

 この件は、病院への預け金を出金(支出)扱いではなく、本人が所持している現金の扱いに切り替えたので、年間収支の計算方法につき説明を求められたら分かりやすく説明する必要があります。今日の午前中はその準備に追われましたね。

 

 さて、今日は、被後見人さんにつき病院から退院しグループホームに引っ越す旨の話がありました。ここのところ症状が安定しているので、このような話が出たようです。もし、グループホームに引っ越すことができれば住所をグループホームに置くことができるので、被後見人さん自身の自宅を売却することも可能になります。

 

 この件については、来週早々に本人さんと面会した上で病院の相談員さんとも打ち合わせをして進めていこうと考えています。

法人の資産総額変更登記の時期

 先月末あたりまでが法人の資産総額変更登記の時期になり、ウチにもいくつか依頼がありました。資産総額変更登記のみの依頼だけでなく、任期満了に伴う理事長もしくは代表役員の変更登記も併せた依頼もありましたね。

 

 例年通りだと法人の資産総額変更登記の時期はそろそろ終わりになります。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で例年とはちょっと違うところがありますが、法人関係の登記はとりあえずひと段落です。

 

 今月の商業法人登記は、3月決算や4月決算の株式会社の役員変更登記の話が中心になるのではないかと思います。

合同会社から株式会社への組織変更

 先日、合同会社から株式会社への組織変更に関する相談がありました。組織変更自体手がけたことがないので、債権者保護手続が必要な旨だけを説明するのに止め、実際の手順については改めて調べてみました。手順はこのような感じですね。

 

1.組織変更計画の内容決定、債権者の確認

2.組織変更計画につき業務執行社員の承認を得る

3.官報公告(1ヵ月間)、債権者への個別催告

4.債権者異議申述期間満了、組織変更計画に対し総社員の同意を得る

5.組織変更の効力発生、登記申請(効力発生日は組織変更計画で定める)

 

 なお、債権者への個別催告については、定款で公告方法を「日刊新聞紙」や「電子公告」と定めているときは「官報公告」に加えて「定款の公告方法による公告」を行うことにより、個別催告を省略することができます。しかし、公告方法が官報である会社は債権者への個別催告を省略をすることはできないですね。

 

 ちなみに、合資会社・合名会社が株式会社となる場合は、ダブル公告による債権者への個別催告を省略することはできないです。

金融機関の名称変更登記と同時に取扱店の追加

 地元の信金ですが10年ちょっと前に別の信金と合併し、地元の信金が存続する形になりました。合併の際に名称が変わっているため、合併前に登記された(根)抵当権につき変更登記や追加設定登記をする場合は名称変更登記が必要になります。

 

 その際に、取扱店の追加ができるか否かが問題になりますが、名称変更登記と同時に取扱店を追加することは可能です。変更後の事項は以下の通りに記載することになりますね。

 

変更後の事項 

名称 AO信用金庫

(取扱店 A支店)

 

 以前は、信金の取扱店の表示は原則不可能で、あとはローカルルールに従って運用されていました。それが、先日の登記研究の質疑応答により信金についても取扱店の表示が認められることになったので、今後、このような登記が多くなるのではないかと思います。

確定根抵当権の免責的債務引受は無事に完了

  先月末に申請した確定根抵当権の免責的債務引受は無事に完了しました。今回は、債務者死亡による根抵当権の債務者変更登記をした上で、免責的債務引受による根抵当権の債務者変更登記をしました。

 

 今回は債務者の相続人全員の同意により債務引受人を決めた上で、債権者たる根抵当権者の承諾を得るパターンでした。ちなみに、他には債権者と債務引受人とで合意した上で、債権者が他の債務者全員に対して「配達証明内容証明郵便」で通知し全員に到達したことをもって効力が発生するパターン、あとは従前通り債権者と債務引受人、引受人以外の債務者全員とで契約を締結するパターンになります。

 

 なお、債務者死亡による根抵当権の債務者変更登記の登記原因証明情報ですが、今回は債務者の相続にかかる法定相続情報一覧図があったので、それを登記原因証明情報としました。

 

 今回の件は相続登記と根抵当権抹消登記とセットで依頼がありました。まあ、相続登記を済ませないことには先に進めなかったですが、先月1ヵ月間で検討しケリをつけることができたので良かったです。

今年最初の相続放棄申述書作成の依頼

 先日、直系尊属たる被相続人の母が相続人になる相続につき、債務超過を理由とする相続放棄申述書作成の依頼がありました。必要書類についてはすぐに揃えていただけたので、相続放棄申述書をすぐに作成し、内容を確認してもらった上で、申述書に記名捺印してもらいました。依頼者には今後の流れについて説明しておきました。

 

 さて、今回の直系尊属たる母の相続放棄が受理されると、今度は被相続人の弟が相続人になります。そのため、被相続人の弟について相続放棄申述書の作成を進めていくことになります。

 

 その際に、先順位相続人たる母の相続放棄の申述書に添付した戸籍などは、被相続人の弟が相続放棄の申述をする際の添付書類として援用することができます。援用する場合には、関連事件番号として先順位相続人たる母の相続放棄の事件番号を記載する必要があります。

 

 ワシとしては母の相続放棄が受理されたら早いうちに弟の相続放棄申述書の作成に着手したいと考えてます。

地元の家裁への報告書提出

 LSシステムへの報告が完了したので、今度は家裁への報告に取りかかってます。今回は2件ですが、そのうち1件については地元の家裁に報告書と報酬付与申立書を作成し、家裁から報酬付与審判が出るのを待っている状況です。

 

 残る1件についても報告書がだいたい完成したので、来週中に管轄の家裁に持ち込みたいですね。

 

 ちなみに、残る1件の裁判所への報告は8月末時点のものを9月中に報告することになっています。LSシステムは6月末時点のものを7月中に報告することになっているので、報告時期にズレが生じています。そのため、年間の報告時期がこんな感じになっていますね。

 

・6月30日時点の状況(LS):7月中に報告

・8月31日時点の状況(裁判所):9月中に報告

・12月31日時点の状況(LS):1月中に報告

 

 次の報告は9月の裁判所への報告になります。LSシステムへの報告は問題なかったので裁判所への報告も今のところは問題なくできると思います。

LSシステムへの報告完了

 現在手がけている後見案件につき、LSシステムへの報告が全て完了しました。入院している病院への預け金については、今月に入ってから電話で6月30日時点の残高を確認しました。

 

 預金については通帳記帳した上でコピーを取り、必要な範囲をスキャナで読み込んでPDF化した上で報告データに添付して送信済みです。

 

 3件ともLSシステムを使って年間収支などを集計しているので、年間の収支予定を作成する際に、年間収支の集計を確認するようにしています。ここのところ、年金額の見直しや給付金制度が創設されたり廃止されたりしているため、年間の収支はもちろん、収支予定も毎年違います。

 

 いつもなら、裁判所への報告が済んでからLSシステムへの報告をしていますが、今回はLSシステムへの報告後に裁判所への報告に取りかかってますね。

自筆証書遺言書保管申請手続の予約開始

 7月10日からスタートする自筆証書遺言書保管制度ですが、7月1日から保管の申請や遺言書の閲覧申請などの予約が始まりました。この制度を利用すれば家庭裁判所での検認手続が不要なので、今後、自筆証書遺言を作成し遺言書保管所(法務局)に保管する方が増えてくる可能性がありますね。

 

 ちなみに、ワシの地元の法務局は2階建で、以前は供託や戸籍関係などの窓口が2階にありましたが、今は1階に集約されており、2階は使われていません。もしかすると、2階が遺言書保管所になるのかしら…。

 

法務省:法務局における自筆証書遺言書保管制度について

ここ数日の豪雨とコロナウイルス

 昨日から熊本県内を中心に豪雨災害が発生しています。熊本県南部を流れる球磨川が氾濫し、特養老人ホームが水没するなど各地で大きな被害が発生しています。また、静岡県内でも土砂崩れが発生するなどしていますね。

 

 このように毎年のように水害が発生していますが、これも地球温暖化による気候変動によるものでしょうか。自然の力に逆らうことができませんが、できるなら起きて欲しくないですね。

 

 また、新型コロナウイルス感染者ですが都内を中心に感染者が急増してきています。これが第2波なのか、それとも第1波の一部なのかは分かりません。まあ、各地で感染者が発生してきているので、これ以上増えてくると緊急事態宣言発令ということもあり得るかもしれないですね。

 

 せっかく緊急事態宣言発令に伴った制限が少しずつ緩和されてきているのに、感染者が増えてきてしまうと、緩和は失敗だったことになってしまいますね。現在の感染者の人数だけでなく、軽症者や重症者の人数も報道して欲しいですね。