とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

数年前に依頼があった相続案件・2

 今月に入ってからも、数年前に依頼があった相続案件でそのままになっていた件が動き出しました。

 

 こちらは、数年前に父親が亡くなり、そして、今年に入ってすぐに母親がなくなったケースでした。父親が建物の共有持分だけを有しており、母親が敷地を所有し、父とともに建物の共有持分を有していました。遺産分割協議の結果、実際に住んでいる息子さんが土地を母親から相続することとし、建物の共有持分も父母から相続することになりました。

 

 また、父母とも会社経営をしており株式を持っていました。そのため、この株式についても遺産分割協議を行い、会社を引き継いだ娘さんが相続することになりましたね。

 

 この件はずっとまとまらずそのままになってしまうのでないかと思っていましたが、話が前進したようで良かったです。GW明けに書類が整う予定なのでそれまでは気長に待つつもりですね。