とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

審判が全ておりました

今月は、上旬に報酬付与申立3件と成年後見人解任申立、居住用財産処分許可申立をし、全て審判がおりました。 成年後見人解任の件ですが、結局、親族後見人さんにつき後見開始の裁判が確定したことが、民法第846条で定める「後見の任務に適しない事由があ…

司法書士登録から21年

本日をもちまして、司法書士登録から21年になりました。2002年7月24日に登録されてから本日に至るまで無事に職務を遂行することができたのも、ひとえに皆様のおかげであります。心より感謝申し上げます。 登録当初から「司法書士らしい司法書士」を…

大会の打ち上げ

昨日の夜は、先月のミックスの大会と先々週に行われた団体戦の打ち上げがありました。今回はいつも練習をしているメンバーで集まっての打ち上げで、テニスの話に花を咲かせるかと思いきやテニスの話はなく、クラブのことや最近の出来事などの話に花を咲かせ…

産業組合の抵当権抹消は無事完了!

先月から手がけていた産業組合の抵当権抹消は無事に完了しました。思ったよりは時間がかかりましたが、無事に完了してホッとしたのは言うまでもありません。 ただ、法務局から次回以降は「抵当権者たる債権者宛に受領催告書を配達証明郵便で送付し、それが届…

今期のお役目

今期も総務&経理担当副会長として活動することになります。前期との違いは総務及び経理で主管する委員会が例年通りになったことでしょうか。前期はデジタル化推進委員会と会費等検討委員会も主管し活動していたので、結構、慌ただしかったです。また、地元…

事務局会議

連休明けの昨日、会長&総務担当役員、中小企業診断士さんと本会事務局の皆様との事務局会議がありました。今回が初めての試みということで議題を決めずに意見交換を行いました。結果、それなりに意見が出てきたので次回以降の検討事項ということになる予定…

漁業協同組合の事業目的変更・2

ここで取り上げた漁業協同組合の事業目的変更の件で、県からの認可証明書とその附属書類たる認可申請書の写し一式を、先週の木曜日に預かりました。結果、事業目的の変更を2回分やってなかったことの他、市町村合併に伴う地区の変更登記、法令改正に係る公…

不動産登記法第69条の2及び第70条の2による抹消における登記原因証明情報

4月1日より施行された不動産登記法第69条の2及び第70条の2による抹消登記申請をする際における登記原因証明情報は以下の通りになります。 1.不動産登記法第69条の2(買戻権の抹消) 登記原因証明情報は不要です。なぜなら、売買契約の日から1…

浜松

この土日は浜松に行ってました。勉強会のことはおいておいてその後の懇親会では浜松餃子を堪能してきました。浜松餃子は地元宇都宮餃子、そして九州の宮崎餃子とで毎年、消費量日本一をかけてしのぎを削っています。 浜松餃子ってこんな感じで出てくるのです…

他業種さん達とのオフ会

昨日はSNS上でつながった社会保険労務士さん及び行政書士さん、同業者さん等とオフ会を兼ねた勉強があったので参加してきました。どちらかと言うと登記業務より後見業務で参考になるお話が多かったですね。 今まで社会保険労務士さんとの接点がほとんどな…

官報のデジタル化

今年の秋の臨時国会にて、官報を紙による出版からインターネット上での公表を原則とする法案を提出するとの記事が日本経済新聞に出ていました。そうすると、インターネット上に公表されたものが「正本」として扱われることになり、法律の公布時期にも影響を…

産業組合の抵当権抹消登記申請

産業組合の抵当権抹消の件ですが、昨日の朝、管轄法務局から指示があったのでそれに従って調査報告書を作成しました。調査報告書には抵当権者たる産業組合の所在が分からない旨を記載する必要があり、その附属書類として以下のものを添付しました。 ・登記簿…

管理財産の整理

先月末の被後見人さん名義の普通預金口座開設に続き、今回は別件で被後見人さん名義のB銀行の普通預金口座からA銀行の普通預金口座への振り替えと、被後見人さん名義の預金をA銀行の普通預金口座に振り替えた上で口座を閉鎖してきました。これで、今まで…

令和5年度の司法書士筆記試験の問題

今年の司法書士試験ですが、不動産登記の記述式では譲渡担保が出題され、商業登記の記述式では吸収分割が出題されています。譲渡担保が出題されるのは初めてでしょうか。吸収分割についても受験生の皆様にとっては当然のことかもしれないですが、ワシにとっ…

今週の会務・3

今週の会務ですが、昨日、Zoomで法務局及び土地家屋調査士会との三者協議があり、今日は帳簿チェックと綱紀調査委員会がありました。 法務局及び土地家屋調査士会との三者協議ですが、今期の活動につき打ち合わせと情報交換をしました。コロナが明けたので今…

法人の理事長を予選できないケース

法人で理事などの役員の任期が、法令または定款、寄付行為、規則により「○年」と定められているものがあります。それは下記の法人になります。 ・医療法人 ・学校法人 ・宗教法人 ・NPO法人 ・中小企業等協同組合 このような場合、理事の任期が2023年…

市内クラブ対抗・2023打ち上げ編

昨日はクラブ対抗の後、打ち上げがありました。かなり早起きしていましたが参加してきました。スタート前からビール片手に今日の試合のことなどで花を咲かせ、乾杯後も今日の試合のことや今日の反省点、今後のことなどなどで盛り上がりましたね。 ただ、早起…

市内クラブ対抗・2023

日曜日に毎年恒例の市内クラブ対抗がありました。今回はリーグ戦2試合でチームとして1勝したもののもう1勝できず、3部から2部への昇格を逃してしまいました。 ワシ自身は、あまり練習に来れない方と組みました。初戦はエキジビだったせいか気持ちがあま…

素通り禁止!足利めぐり・初夏の松田川ダム・その2

先日、仕事帰りに松田川ダムで撮った写真です。ちょうど夕暮れ時で、夕焼けがキレイでしたね。今思うと、3年前の夏にここに来てから仕事などでここの近くに来る機会が続きました。もしかすると、何らかの縁を感じたのかも知れないですね。 仕事関係でここの…

使わなくなったファイルなどの処分

先週の土曜日に、機密文書を綴じてあったファイルなどを地元のゴミ焼却場に持ち込んで処分してきました。今回は燃えるものと燃えないもの(金属など)を分別し処分してきました。ファイルは綴じる部分が金属なためその部分を外して持ち込みましたね。 今回の…

2023年の旅程

2023年の旅程はこんな感じになります。特に今年はコロナ明けということもあり、いろいろなところに行ってみようと思っています。 ・5月:大阪&神戸、敦賀 ・7月:浜松 ・8月:青森&仙台、天童 今年については、8月までの旅程がほぼ決まっています…

相続税申告が必要な場合に集めてもらうものなど

相続の依頼で相続税がかかりそうな場合、依頼者には以下の書類を集めてもらうようにしています。 1.被相続人の出生から死亡までの相続関係戸籍一式及び相続人の戸籍、住民票 2.被相続人死亡時の預金通帳及び残高証明書 3.被相続人死亡時の株券等有価証…

不在者財産管理人による供託

今年の4月1日付で家事事件手続法が改正されました。今回の改正により、不在者の財産の管理、処分その他の事由により金銭が生じたときは、不在者のために、当該金銭を不在者の財産の管理に関する処分を命じた裁判所の所在地を管轄する家庭裁判所の管轄区域…

相続税申告がらみの法定相続情報一覧図の保管及び写し交付申出・3

先月、相続登記の依頼があった件で財産の聞き取りをしたところ、相続税がかかりそうな感じでした。そのため、依頼者に相続税がかかるか否かにつき税理士さんに確認してもらうことにしたところ、相続税がかかりそうだという話になりました。 預貯金や有価証券…

民事信託士名簿更新に必要な単位

ワシは民事信託士名簿更新は1度やってますが、来年度で2回目の更新時期を迎えます。名簿更新に必要な単位数などを一般社団法人民事信託推進センターのホームページで確認したところ、1回目の時と今回とで名簿更新に必要な単位が変わっていましたね。今は…

公正証書遺言の保存期間について

現在、公正証書の保存期間は20年と定められています(公証人法施行規則第27条)。また、特別の事由により保存の必要があるときは、その事由のある間は保存しなければならないと定められています。 さて、遺言公正証書の保存期間になりますが、遺言公正証…

司法書士冥利に尽きる案件・商業法人登記

商業法人登記で司法書士冥利に尽きる案件と言えば、設立登記を手がけた後、継続的に役員変更登記や定款変更にかかる目的などの変更登記を手がけるケースでしょうか。 当該会社の解散、清算人選任登記や清算結了登記を手がけた場合は、設立から清算結了まで関…

完了までに時間がかかる商業法人登記・2023

先月末に株式会社の役員変更、昨日は、急ぎの株式会社の代表取締役の住所変更登記を申請しましたが、今日の時点で完了までに2週間以上かかる予定です。この時期は、3月決算の株式会社の役員変更登記やその他の法人の登記が出ているからこれだけ時間がかか…

司法書士冥利に尽きる案件・不動産登記

先日、ワシが土地の購入と自宅建物の新築、住宅ローンにかかる抵当権設定を手がけた方から住宅ローン完済にかかる抵当権抹消の依頼がありました。そう、土地については売買による所有権移転登記をし、自宅建物完成時に所有権保存登記と住宅ローンにかかる抵…

産業組合の調査報告書

現在手がけている産業組合名義の抵当権抹消登記の件ですが、法務局から調査報告書の記載内容につき回答を待っているところです。不動産登記法第70条の2により抹消する場合は、抵当権者たる産業組合にかかる調査報告書を作成し、登記原因証明情報の一部と…