今年の司法書士試験ですが、不動産登記の記述式では譲渡担保が出題され、商業登記の記述式では吸収分割が出題されています。譲渡担保が出題されるのは初めてでしょうか。吸収分割についても受験生の皆様にとっては当然のことかもしれないですが、ワシにとっては今まで一度も手がけたことがないので未知の領域ですね。
択一式ですが、午前の部はほぼ例年通りで、午後の部は例年よりも若干難しかったようです。受験生の皆様、お疲れ様でした。
今年の試験から1週間以上経過しました。筆記試験の結果が気になるところですが、遅くとも8月以降から、合格できそうな方は口述試験を意識した勉強をし、厳しそうな方は来年の試験に向けて勉強をしていくことをお勧めします。
ワシ自身、合格した年は前年の試験後7月一杯休んで、8月から勉強を再開しました。合格できなかった3回目の試験までは、試験後は行政書士試験の勉強をしていたこともあり結果的にスタートが遅れていました。
行政書士試験に合格後、司法書士試験に合格できたので良かったですが、もし、行政書士試験に合格できなかったらどうなっていたのかと考えるとゾッとしますね。