とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

今年最後の事例検討会

 今日は夕方から地元LSの事例検討会がありました。今回は被後見人さんの死後事務がメインテーマで、以前から聞きたかったことでした。

 

 ワシが今まで手がけたケースで、被後見人さんが亡くなったケースは1度だけです。あとは、数年前に任意後見監督人に就任したケースで、就任して1ヵ月ほどで被後見人さんが亡くなったということがありましたね。

 

 前者の場合は親族後見人さんをはじめとする親族の皆様が葬儀等を取り仕切って下さり、その後の手続についても、ワシは登記申請や法定相続情報一覧図の保管及び写し交付申出をしたり、相続税の申告の取り次ぎをする以外はお手伝いする程度でした。

 

 後者の場合は任意後見人がお寺が運営しているNPO法人だったので、葬儀等はNPO法人の方で取り仕切って下さり、その後の手続も公正証書遺言に従って進めてもらったので、ワシが窓口になって対応することはほとんどありませんでした。

 

 このように、被後見人さんの死後事務についてはほとんど経験がないですが、今後、間違いなくあります。そういう意味において、今回の事例検討会は非常に参考になりましたね。参加して良かったです。