とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

被後見人さんの自宅解体の件

 昨年秋に被後見人さんの自宅解体の依頼を、親族後見人さん経由で解体業者さんにしていますが、解体工事が多いようで未だに着手されていないです。土地は借りており、賃貸人とは解体工事が完了し次第明け渡すことで話がついています。

 

 ただ、2月中には着手したいとの話があったにも関わらず着手されていないので、業者さんに直接確認してみようと思った矢先に、来週月曜日から工事に着手するとの連絡がありました。順調にいけば来月中に完了すると思われます。

 

 自宅建物の解体が済んだ後は、被後見人さんの預貯金を後見制度支援信託契約を締結して信託銀行に信託するか、後見制度支援預金に預け替えをした上で後見人を辞任するか、預貯金はそのままにして成年後見人を続けるかのいずれかになります。この点については、今後のこともあるので親族後見人さんと十分に話し合う必要がありますね。