今日は、Jヴィレッジの近くにある道の駅ならはでお土産を購入した後、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館に行ってきました。震災から13年以上経過しましたが、福島第一原発の廃炉作業で燃料デブリの取り出しに手こずっており、まだまだ先が見えない状況が続いています。今回は、福島県浜通りに来たからにはということで立ち寄ってみました。
双葉町のほとんどが帰還困難区域ということもあり、人の気配はなく時間が止まっている感じがしました。
震災発生時の状況だけでなく、福島第一原発事故での過酷な状況などを久しぶりに目の当たりにしました。どちらかと言うと宮城県内や岩手県内の話は聞いていますが、正直、福島県内の状況については原発事故の話が先行しているせいか、分からない部分があったのが正直なところでした。ただ、今回、原子力災害伝承館に行ったおかげで今まで分からなかった部分がようやく分かりました。津波や地震による被害は悲惨なものでしたが、正直、原発事故さえなければまだ…という思いで一杯になったのは言うまでもありません。
伝承館を見学した後、双葉町産業交流センター内のフードコートで浪江焼きそばを食べ、コンビニで買い物を済ませてから帰路につきました。
被災地の復興作業は進んでいますが、福島第一原発事故の廃炉作業が終わらない限りこの震災は終わらないということを改めて実感しました。この震災のことは忘れちゃいけないですし、今後、更なる大災害が発生した際には、震災の時の経験を生かす必要がありますしね。ふとそんなことを思いました。