とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

2019年仕事納め

 早いもので今年の業務が終了しました。と、言っても月曜日にお客さんに書類を届けるので、完全には納まっていないですね。

 

 今年の業務を振り返ってみると、9月まではホント低調で悪戦苦闘しました。消費税が増税になった10月になってから全体的に動きが出てきた感がありました。ただ、台風19号に水を差されてしまいましたね。

 

 今年の傾向ですが、商業法人登記は例年通りでしたが、不動産登記案件の減少に歯止めをかけることができず、後見案件も後見制度支援信託契約手続のためのスポット案件がなくなったため昨年より減少しました。ただ、空き家問題や借金がらみの相続放棄申述書の作成の依頼が続いたり、債務整理を受任したりと完全に登記一辺倒ではなくなりました。なお、不動産登記については相続と決済の割合が大きかったですね。

 

 今後、人口減少がさらに進むため、登記案件はさらに減少するでしょうね。先日、不動産業者さんと茶飲み話の中で、今年の状況と今後の展望に関することが出ました。結局のところは、ありとあらゆる知恵を絞って工夫していく必要があるということに行き着きました。

 

 来年に持ち越しになった案件がいくつかありますが、休み中はゆっくり休んで英気を養いたいと思います。皆様、大変お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。