とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

地元リーガルサポートの研修会・2

 今日も午後から地元リーガルサポートの研修会がありました。今回は、認知症に関するテーマと終末期医療に関するテーマでした。

 

 認知症については「認知症=全く分からない」のではなく、本人自身が分かっていることとそうでないこと、本人自身が正しいと思っていることとそうでないことがあるということが印象に残りました。また「〇〇さんは認知症」ではなく「認知症がある〇〇さん」という意識を持って対応することが大切だと改めて思いました。

 

 2コマ目の終末期医療については、高齢の方の終末期医療に関する内容でした。以前は治療し治すことが目的でしたが、現在は延命治療の要否など本人の希望を最優先にするようになっているそうです。成年後見人としてこのような判断をすることはできないですが、時と場合によってはこのような場面に遭遇することがあるので参考になりました。

 

 今日の研修は後見人としてのみならず、今後、自分自身に降りかかってくる内容でもあったと思います。今回は名簿更新のために受講しましたが、後見業務を抜きにしても自分自身のためにもなるのではないかと思いましたね。