とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

2019年折り返し

 明日で6月が終わり、2019年も残り半分になります。今年の前半戦は全体的にテンポが良くなく、流れが持続せずブツ切りのような感じがしてました。正直言って低空飛行ですが、一筋縄ではいかない手間のかかる案件がいくつもあったせいか時間が過ぎていくのは早かったです。正直、苦心惨憺した半年間だったと言えそうです。

 

 また、今までは単純に左から右に流すような案件が多かったですが、ここのところ腰を据えてじっくりと検討してから取りかかる案件の方が多いですね。今後、こういった傾向がますます強くなっていくのではないかという気がします。事務所に来られた方に対し、どれだけのメニューを提示することができるかが問われるようになるかもしれませんね。

 

 ただ、10年以上手がけていた案件がひと段落したり、あれこれ工夫しながら進めていった案件があったりと、記憶に残る案件がいくつかあったのが印象的でしたね。

 

 その中で特に印象に残っているのは、昨年から今年にかけて、税理士さんからご紹介いただいたとあるお客さんから立て続けに相談&依頼があったことです。

 

 きっかけは、所有する土地の登記簿上の住所に関する相談で、その後は、長年の間相続登記をしないままになっていた県外のマンションの相続に関する相談及び依頼や分筆した土地の親子間の贈与、その土地上にお子さんが自宅を新築したことに伴う諸々の登記…と立て続けに相談や依頼がありました。ウチで法定相続分で相続登記をした県外のマンションが無事に売れたことを知ったときは嬉しかったですね。

 

 このような形で1人の依頼者さんから複数の依頼をいただくことがあります。ささいなきっかけから話が展開していくことがありますが、今回はまさにそうでしょうね。人と人とのつながりはホント大事なものだなとつくづく思いました。

 

 週明けから今年の後半戦に入ります。昨日は理事会があり早めに仕事を終わらせたので、今日は事務所に行って昨日の積み残し分を片付けておきました。おかげで、週明けから始まる2019年後半戦を気分良く迎えることができそうです。