とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

地面師をテーマにした研修会

 ここのところ、Netflixで「地面師たち」が配信され同業者の間で話題になっています。これは、実際に起きた某ハウスメーカーの事件がモデルになっているもので2019年(令和元年)に小説が発刊されています。

 

 また、2018年(平成30年)12月には「地面師~他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団(講談社)」が発刊され、某ハウスメーカーアパホテルの事件が盛り込まれています。この書籍の著者はノンフィクションライターの森功氏ですが、偶然にもこの方を2017年(平成29年)に地元会が主管した全青司関東ブロックとちぎ研修会で講師としてお招きしていました。

 

 研修テーマは「魔の手~詐欺の手口を考える」で、地面師詐欺について取り上げたものでした。当時としては画期的なものでしたが、一歩先を行っていたのは間違いないでしょうね。

 

☆参照:年末年始に読破した業務関係書籍 - とある司法書士の戯れ言

☆参照:地面師~他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 - とある司法書士の戯れ言

 

 ちなみに、2006年(平成18年)に主管した時はワシが実行委員長を務めました。この時は三猿をもじった「見よう、言おう、聞こう」というテーマで「司法書士の報酬と広告」及び「司法書士事務所の経営と承継」について取り上げましたね。

 

 ワシが司法書士になる前、1995年(平成7年)に主管した時は日光猿軍団をもじって「登記だけなら猿でもできる」というテーマで「司法書士行政書士の兼業とワンストップサービス」及び「合同事務所」について取り上げたそうです。

 

 こうやって見ると、常に一歩先を見据えたテーマを取り上げてますね。次回は2030年(令和12年)に主管する予定ですが、どんなテーマでやってくれるのでしょうね。まだまだ先の話ですが楽しみですね。