この休み中、日司連のeラーニングとLSのオンデマンド研修を受講しました。受講したテーマは下記の通りです。
・日司連eラーニング:司法書士の民事責任に関する近時の重要判決(第1講、第2講)
・LSオンデマンド研修:『意思決定支援を踏まえた後見事務のガイドライン』の策定・公表と専門職後見人に期待される役割(指定研修)
日司連eラーニングの方は司法書士の民事責任に関するもので、書類の偽造や本人確認義務に関するものでした。自分自身が持っている感覚と講義内容にズレがあるかどうかを確認しつつ聴いていましたが、ズレはなかったのでどちらかと言うとホッとしました。ただ、引き続き気を引き締めて手がけていく必要があることを再確認した次第です。
LSオンデマンド研修の方は、被後見人さんの意思決定支援に関するものでした。被後見人さんの意思を第一にすべく後見人としての立ち居振る舞いがどうあるべきかに関する講義でした。これに関しては何が正しいかということは断言することができませんが、被後見人さん自身の意思決定を尊重することを第一にすることを踏まえて任務を遂行することが求められていることだけは間違いなさそうです。
これはなかなか難しいテーマでありますが「被後見人さんの意思を尊重する」ことを意識して任務を遂行していけば、後見人としての立ち居振る舞い方が自ずと見えてくるのではないかという気がしました。
今年度の取得単位数は既にクリアし、今回のLSの名簿更新の申請も済んでいる状況で受講したオンライン研修ですが、得るものが大きかったので受講して良かったと思います。