とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

遺言書検認申立書作成のお手伝い・2

 先日、依頼があった遺言書検認申立書作成の件ですが、昨日までに必要な戸籍一式が揃いました。そこで、相続関係説明図を作成した後、遺言書検認申立書と一緒に提出する戸籍一式につき原本還付できるように、原本還付の申出書を作成の上、戸籍一式を全てコピーし、依頼者に説明の上、引き渡しました。

 

 今回、相続人は依頼者たる配偶者と兄弟姉妹、甥姪だったので遺言書の検認後に相続手続をする場合でも、被相続人の父母の出生から死亡までの戸籍一式及び祖父母が死亡していることが分かる戸籍一式が必要になります。それも、本籍地はワシの地元から少し離れたところにある市町村なので、相続手続のために戸籍を改めて取り寄せるのにも手間がかかりそうです。そのため、原本還付手続きをしてもらうことにしましたね。

 

 遺言書の検認完了後、ウチに依頼があるかどうかは分かりませんが、もしあった場合には、相続登記と同時に、被相続人の法定相続情報一覧図の保管及び写し交付の申出をすることも検討したいと思います。