とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

業務用ソフトとLSシステムの同期機能は便利だぞ

 今年からLSシステムと後見業務用ソフトとを連携させ同期するようにしました。実際に使ってみると、業務用ソフトに入力したデータをそのままLSシステムに反映させることができるので、入力作業が楽になりました。

 

 収支の項目も業務用ソフトではある程度決まっているので、仕分けも楽になりました。ただ、定期支出項目と臨時支出項目が今までとは若干異なるので、裁判所やLSシステムへの報告の際に注意が必要かもしれません。

 

 また、LSシステムと業務用ソフトとの同期中にエラーが出ますが、この原因は何でしょうね。ネット回線の都合で、ソフトとLSシステムとの連携が上手くいかないだけでしょうか。エラーが一度出ると立て続けに出るので、その点は上手く改良して欲しいですね。

誤った法定相続情報一覧図の写し

 法定相続情報一覧図の写しの保管及び写し交付の申出で、当初、正しい内容で申出があったにも関わらず、登記官に補正させられた結果、相続人の1人が削られてしまったという誤った内容の法定相続情報一覧図の写しが交付され、その内容に基づいて遺産分割協議が行われてしまったとの事案があったそうです。

 

 この場合、遺産分割協議は成立せず、それに伴って相続税の申告も期限内にできなくなってしまったそうです。

 

 この場合において、相続税の申告期限内に申告書の提出がなかったことが、国税通則法第66条第1項ただし書に規定する「正当な理由があると認められる場合」に該当するかどうかが問題になりましたが「正当な理由があると認められる場合」に該当するとのことです。

 

 法定相続情報一覧図の写しは戸籍と同視するものという位置づけですが、それが間違っていたりしたらと考えるとちょっと怖いですね。

 

☆参照:登記所から誤った法定相続情報一覧図の写しが交付され相続税が無申告となった相続人の無申告加算税賦課決定処分が取り消された事例_税務通信 | 大阪勉強会からの税法実務情報

後見人用のキャッシュカードが届きました

 昨年12月に審判確定した案件になります。先週末、地元の金融機関に後見人届出と後見人用のキャッシュカード発行手続をしましたが、今日までに後見人用のキャッシュカードが届きました。これで、後見人としての活動が本格化してくることになります。

 

 また、証券会社からも後見人届出が受理された旨の通知などが届いたので、取扱店を確認して連絡し、口座解約したい旨を伝えました。結果、近日中に書類が送られてくることになりました。

 

 現在、本人の自宅内の仏壇や位牌の移動については、親族後見人さんにお任せしています。そして、仏壇や位牌に関する手続や儀式が終われば本人の自宅の片付けと解体に着手することになります。そして、解体が終わり次第、本人が地主さんと締結していた土地賃貸借契約解約手続をし、土地を明け渡すことになります。

 

 ここまでが、今回の案件で課せられたワシ自身のミッションであります。これが終われば、後見制度支援信託制度などを利用して被後見人さん名義の預金の預け替え手続を進め、この案件に関してはこれにて一件落着となります。ここに至るまでにどの程度時間がかかるかは分かりませんが、その時その時で、後見人としてできることをこなしていこうと思います。

毎年恒例の業務報告など

 ちょうど今頃の時期に、昨年1月から12月までの業務報告を提出することになります。昨年に関しては一昨年よりも減っていますが、取扱った業務の範囲が一昨年よりも広がったのが明らかでした。

 

 今年は、登記案件が中心になっています。今のところ、昨年のように簡裁訴訟案件や裁判所に提出する書類の作成業務はないですが、これからどんな依頼があるかは分かりません。

 

 そんなわけで、今年は珍しい案件がきても慌てることがないよう、勉強を続ける日々になると思います。ゆえに、自分自身がやれることを確実にやっていこうと思います。

2023年の業務も本格化

 今週に入って、2023年の業務が本格化してきました。先週まではどちらかと言うと年末年始気分が抜けきっていませんでしたが、昨日あたりから業者さんや金融機関さんからの問い合わせが増えてきました。

 

 今年はどんな1年になるかは分かりませんが、昨年や一昨年と同様、良かったり悪かったりを繰り返しているうちに過ぎていく1年になる可能性があります。少しでも前向きな話があればいいですが、実際はどうでしょうね。

 

 そんなわけで、今週から今月末にかけて少しずつ慌ただしくなっていくと思います。もちろん会務もあったりしますが、時間を上手くやり繰りをしながら両立させていきたいですね。

今まで取扱ったことがある各種法人

 株式会社や合同会社特例有限会社以外に一般法人や公益法人があり、かつ、学校法人や宗教法人などの各種法人があります。そこで、今まで取扱ったことがある各種法人は以下の通りになります。

 

・医療法人

社会福祉法人

・学校法人

・宗教法人(お寺、教会など)

NPO法人

農業協同組合(酪農業協同組合

・漁業協同組合

 

 大体が役員変更の依頼ですが、資産の総額変更があったり目的の変更もあるなど、ワンパターンではないことが多いです。ちなみに、一般社団(財団)法人や公益社団(財団)法人の登記は、一度も手がけたことがないですね。

今年最初の設立登記は無事完了!

 今年最初の設立登記ですが、先日、無事に完了し、昨日、依頼者に書類一式を納品しました。依頼者は今まで個人事業主でしたがこれで個人事業ではなくなります。依頼者は「新しいスタートだ」と言ってましたが、まさにそうですね。頑張ってほしいと思います。

 

 ちなみに、今回、間違えそうになったのは「ブ」と「プ」ですね。ブランディングとはブランドを形作っていくためのイメージ戦略のことであります。プランディングではないので注意が必要です。

 

 今回設立した会社は10月決算なので、今年の10月末に最初の決算期を迎えることになります。役員の任期を10年に伸長しているため、最初の改選期は、令和14年10月決算にかかる定時株主総会終結時までとなります。

仕事帰りに後輩達と夕飯

 昨日の仕事帰りに、同じテニスクラブの後輩達と夕飯を食べに行ってきました。今回はしゃぶしゃぶ食べ放題のところで、久々に食べまくってきました。そもそも、こうやって夕飯を食べに行くのはいつ以来でしょうね。記憶にないくらい久しぶりでした。

 

 今回はしゃぶしゃぶをつつきながら、テニスの話やクラブのこと、はたまた下世話なことなどで花を咲かせました。今回は飲まなかったですが、時間が経つのがあっという間でしたね。楽しい時間を過ごすことができたと思います。

 

 今まではコロナ渦で仕事帰りに夕飯を食べに行くことを自粛していましたが、これからは自粛ムードではなく、少しずつ行動範囲をコロナ渦前に戻していくことになるでしょうね。コロナに感染しないよう気をつけつつ楽しみたいと思います。

素通り禁止!足利めぐり・夜の織姫神社第2弾

 今日の仕事帰りに織姫神社に行ってきました。今日は寒かったせいか、石段を上がりきり境内に着いたときは人っ子1人いませんでした。なお、帰りがけに何人かとすれ違いましたね。

 奇しくも、ちょうど1年前の仕事帰りにも、織姫神社の石段を上り下りしていました。昨年と同様に下る際には石段を踏み外さないように気をつけながら下りていきましたね。

 

☆昨年1月17日の記事

素通り禁止!足利めぐり・夜の織姫神社 - とある司法書士の戯れ言

中断している案件の費用精算

 現在、中断している相続案件が数件あります。その中で、戸籍などをこちらで取得したものもあります。そこで、新年を迎えたこともあり、一旦、途中精算することにしました。

 

 依頼者には「新年を迎えたことにより収支計算のために立替えになっている分も含めて一旦精算したい」旨を申し入れました。どの件も依頼者は快諾して下さり、先週までに全て精算が完了しました。

 

 相続案件で中断しているもののほとんどが、相続人間の話し合いが上手くいっていないケースなので長期化することがほとんどです。そのため、一旦、立替分などを精算してスッキリさせておくのも必要ではないかなと思います。これは依頼者だけでなく我々司法書士にとっても、一旦、ケジメをつけるという意味合いもあり、決して悪いことではないと思います。