後見業務や財産管理業務を手がける前に揃えておくべきものについて考えてみました。個人的には以下のものを揃えておく必要があると思いましたね。
1.職務上請求書2号様式
2.金融機関の貸金庫
3.A4サイズのリングファイル
4.必要があれば管理口座
1については、各市区町村の戸籍・住民票などの発行申請書を利用すれば事足りますが、一応あった方が便利かなという感じです。
2についてはLS本部からの指導で用意して置くべきものになります。事務所の通帳と被後見人さんの通帳とを一緒にしておくだけで何が何だか分からなくなる可能性が高いので、別々にしておく方が無難だと思います。
3については、被後見人もしくは財産管理事件ごとに書類などをひとまとめにする必要があると思いました。資料がごちゃごちゃしていると何が何だか割らなくなる可能性がありますしね。
4については、後見が開始したら成年後見人が被後見人名義の口座がある金融機関に後見開始の届出をすることになります。よって成年後見業務では専用の管理口座を作る必要はほぼないですね。ただし、財産管理業務の場合は金銭を預かる場合があり得るので、専用の管理口座を用意しても良いのではないかと思います。