とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

聴覚障がいの方からの依頼

 先日、聴覚障がいの方から相続の依頼がありました。今日は最初の打ち合わせということで本人さんと手話通訳の方が来所されましたね。

 

 相続登記の依頼だったので必要な書類と取得方法につき簡単に説明しましたが、手話通訳の方を介していたので、テンポが速すぎると手話通訳の方がついていけなくなってしまうため、いつもよりゆっくりしたテンポで話しましたね。まあ、途中で筆談も交えました。

 

 また、専門用語を手話で通訳するのは難しそうだったので、なるべく分かりやすい言い回しで説明しましたね。特に古い戸籍が必要になる理由については「知らない子どもや兄弟姉妹)がいないことを証明するため」との説明で済ませました。手話通訳の方が聞いて簡単に分かるような言い回しで説明をしましたね。

 

 聴覚障がいの方からの依頼は初めてでしたが、手話通訳の方がいらっしゃるのでこちらの説明にひと工夫加えれば大丈夫かな…と思います。