とある司法書士の戯れ言

KIKURINGの司法書士ライフと日常

共有者が3名以上いる持分放棄

 共有者が3名以上いるケースでそのうち1人が持分放棄をした場合はどうなるでしょうか。

(例)共有者 A:6分の1 B:6分の3 C:6分の2

 上記のケースでBが持分放棄した場合はどうでしょうか。Bの持分はA、Cの共有持分割合に応じて移転することになります。ゆえに、以下の通りAには6分の1、Cには6分の2移転することになり、Aの持分は6分の2、Cの持分は6分の4になります。

 

A:1/6+1/6=2/6

C:2/6+2/6=4/6

 

 共有者が3名以上ある場合の持分放棄のケースはあまりなかったですが、今回、初めて遭遇したので調べてみました。