今年の法定相続情報一覧図の保管及び写し交付申出の件数ですが、7件ほどありました。そのうち、相続登記申請と同時に申出をした件数が6件で申出だけをした件数が1件でした。今年は相続税がかかりそうな案件や預金の相続もある案件につき、申出をしましたね。
昨年の件数も7件ほどで一昨年も同じくらいだったので、年間7、8件といったところでしょうか。相続登記申請と同時に申出をすることが多いですが、申出のみのケースも年間1、2件あります。
法定相続情報一覧図の制度が浸透してきたおかげで、法定相続情報一覧図の写しは相続手続全般で利用することができるようになりました。そのため、今年のみならず来年以降も既に預金の相続が済んでいるケースで相続税がかからなそうであれば相続登記のみを進めますが、預金の相続もあったり相続税がかかりそうであれば、相続登記申請と同時に申出をするようにしようと思います。